こんにちは、デザイナーのムラカミです。
すっかり暖かくなり、3月になりました。3月下旬になると、毎年むずがゆいような気持ちになります。12年前の3月下旬に株式会社ケー・イー・アイに入社したためです。
当時の私は、初めての社会人生活と、初めての一人暮らしが同時にスタートする状況でした。さらに、当時会社にはデザイナーがいません。そして周りにひとりぐの友達もいなく、何もかも手探りの状態での新生活がスタートしたのでした。
当時の自分に教えたいことを覚書として書いておこうと思います。※全て個人の見解です
家具は一気に買わなくていい
最初に住むことになったアパートは24m2の1Kでした。大体の感覚で本棚付きベッド、大きめの机、イス、棚を購入して運び込んだら、人が1人通るのがやっとの状態になってしまいました。

家具は一度買ってしまうと、処分するのが本当に大変なので、まずは無しの状態で過ごしてみて一つずつ買い足していく方が良いと思います。
今はSNSで1Kで快適に過ごしている人の情報がたくさん見られるので、いい時代だなと思います。自分が同じアパートで一人暮らしを始めるなら、ベッドは買わないだろうな…無印の足つきマットレスを買うだろうと思います。
ちなみにこのアパートは鳩の襲撃に遭い、数ヶ月で引越しました。
兼用できる家具を買う
本棚としてしか使えない、イスとしか使えないという家具は、1Kという限られたスペースではもったいなかったです。この辺りは定番中の定番ですが、使っている人が多いということは理由があるのだと思います。
●無印のシンプルな四角のラック:引き出しを入れても、収納ケースをいれることもできる
●カラーボックス:雑貨の収納棚としても、本棚としても使える
●イケアのワゴン:ポイポイ物が入れられて、どこにでも動かせるのが便利
●イケアのスツール:椅子にもなり、サイドテーブルにもなる。どこでも置ける
体調を崩した時のために、すぐ食べられるストックを
3泊4日の東京出張から帰ってきた金曜日の深夜に、高熱が出たことがあります。人生発のインフルエンザでした。出張に出るため、冷蔵庫はわざと空にしていたので、食べるものがなく、そもそも立つ気力もありません。頭が動かないので、火や包丁も恐ろしくて使えません。
レンジだけで完結するものや、お湯を注ぐだけで食べられるもののストックが大事だと実感しました。
ちなみにこの時は、帰りのサービスエリアで「はらドーナッツ」を偶然買い込んでいたので助けられました。10年近く経った今でも、はらドーナッツを見かけるとあの時はありがとう…という気持ちも込めて買います。
(サービスエリアのお店も、名古屋店も閉店してしまったようです)
ほっとできるスペースを作る